シラバス参照

講義名
ヨーロッパの歴史と文化C 
教員名

寺本 敬子

講義コード
125333050 
単位数
配当年次
1年生 
科目ナンバリング
ULC04-106 
開講年度
2025 
開講時期
前期 

テーマ・概要
・近現代の万博の展開とベル・エポック

2025年4月から10月まで大阪・関西万博が開催されますが、万博はどのように誕生し、現在に至るまで展開してきたのでしょうか。この授業では、19世紀にヨーロッパで誕生した「万国博覧会」の歴史に焦点を当て、近代におけるヨーロッパの歴史と文化の特質を政治、経済、文化、社会の側面から多角的に検討します。万博は、1851年にイギリスの首都ロンドンで初めて開催されました。当初は、イギリス(ロンドン)とフランス(パリ)において交互に開催されましたが、特に1870年代から他のヨーロッパ諸国や北アメリカの都市に広がっていきます。こうした地域的な広がりに加え、万博の性格もまた時代とともに変化を遂げてきました。当初は、1851年ロンドン万博の正式名称が「すべての国々の産業製品の大博覧会」であったように、最先端の技術および製品の展示が中心でしたが、次第に植民地の展示が拡大するなど、帝国主義的性格が強まり、国威発揚の場となっていく面があります。近年の万博は、自然や食など環境問題がテーマに挙げられるなど、人類の共通課題に向けた取り組みがなされ、継続的に開催されています。本授業は、19世紀に開催された主要な万博を時系列に沿って検討し、近代におけるヨーロッパの社会と文化の特質および変容を明らかにすることを目指します。また万博で中心的な役割を果たしてきたフランスが「ベル・エポック」としていかなる文化を創造してきたのか、近現代の展開も分析します。 
到達目標
本学のDiploma Policyに基づき、主にDP1(専門分野の知識・技能)の「日本を含む世界における歴史と文化についての基本的な知識と研究方法を修得し、これを用いて自他の歴史・ 文化を多角的に理解する」ことを実現するために、本授業のテーマに基づき下記の点を到達目標とします。

(1)近現代において万博が果たした役割を理解すること、 (2)万博というひとつの事象から、近現代のヨーロッパの特質および変容を明らかにする多角的アプローチ(政治、経済、文化、社会など)を身につけること、以上の2点を主な目標とします。 
授業の計画と準備学修
回数 授業の計画・内容 準備学修(予習・復習等) 準備学修の目安(分)
第1回 ガイダンス:万国博覧会とは何か。  【予習】シラバスを読む。

【復習】授業内容を整理し、参考文献等で理解を深める。 
60 
第2回 1851年ロンドン万博  【予習】授業時に適宜指示されるテキスト(指定した部分)や参考文献を読む。

【復習】授業内容を整理し、参考文献等で理解を深める。 
60 
第3回 1855年パリ万博  【予習】授業時に適宜指示されるテキスト(指定した部分)や参考文献を読む。

【復習】授業内容を整理し、参考文献等で理解を深める。 
60 
第4回 1862年ロンドン万博、1867年パリ万博  【予習】授業時に適宜指示されるテキスト(指定した部分)や参考文献を読む。

【復習】授業内容を整理し、参考文献等で理解を深める。 
60 
第5回 1873年ウィーン万博  【予習】授業時に適宜指示されるテキスト(指定した部分)や参考文献を読む。

【復習】授業内容を整理し、参考文献等で理解を深める。 
60 
第6回 1876年フィラデルフィア万博、1893年シカゴ万博  【予習】授業時に適宜指示されるテキスト(指定した部分)や参考文献を読む。

【復習】授業内容を整理し、参考文献等で理解を深める。 
60 
第7回 到達度確認テスト(第1回)  【予習】授業時に適宜指示されるテキスト(指定した部分)や参考文献を読む。

【復習】授業内容を整理し、参考文献等で理解を深める。 
60 
第8回 到達度確認テストへの講評、1878年パリ万博・1889年パリ万博  【予習】授業時に適宜指示されるテキスト(指定した部分)や参考文献を読む。

【復習】授業内容を整理し、参考文献等で理解を深める。 
60 
第9回 1897年ブリュッセル万博、その他の万博  【予習】授業時に適宜指示されるテキスト(指定した部分)や参考文献を読む。

【復習】授業内容を整理し、参考文献等で理解を深める。 
60 
第10回 1900年パリ万博、1928年国際博覧会条約の締結  【予習】授業時に適宜指示されるテキスト(指定した部分)や参考文献を読む。

【復習】授業内容を整理し、参考文献等で理解を深める。 
60 
第11回 ベル・エポック(1)  【予習】授業時に適宜指示されるテキスト(指定した部分)や参考文献を読む。

【復習】授業内容を整理し、参考文献等で理解を深める。 
60 
第12回 ベル・エポック(2)  【予習】授業時に適宜指示されるテキスト(指定した部分)や参考文献を読む。

【復習】授業内容を整理し、参考文献等で理解を深める。 
60 
第13回 到達度確認テスト(第2回)  【予習】授業時に適宜指示されるテキスト(指定した部分)や参考文献を読む。

【復習】授業内容を整理し、参考文献等で理解を深める。 
60 
第14回 到達度確認テストへの講評、万博の現在  【予習】授業時に適宜指示されるテキスト(指定した部分)や参考文献を読む。

【復習】授業内容を整理し、参考文献等で理解を深める。 
60 
授業の方法
基本的に講義方式で行い、パワーポイント等で図版・写真・映像資料を用います。課題のテキストは適宜、印刷あるいはポータル・Web Class上で配布します。この授業では、(1)コメントシート(複数回)と、(2)到達度確認テスト(計2回)を課します。 
授業で利用するソフトウェア
課題等へのフィードバック方法
提出されたコメントシートに対するフィードバックとして、教員からの講評および解説の時間を授業時に設けます。 
成績評価の方法
成績評価は、(1)コメントシート(30%)と(2)到達度確認テスト(計2回:70%)の合計による総合評価となります。

・(1)コメントシートでは、授業内容について関心を持った点や疑問に思った点を中心にコメントを求めます。提出されたコメントシートの内容は、授業への取り組みの度合いを判定する材料とします。またコメントシートに対して教員から授業時にフィードバックします。

・(2)到達度確認テスト(計2回)では、①講義内容を正確に理解していること、②参考文献等を読み、各自でより深い知識を得ていること、③自己の見解を具体的・論理的に展開していることを重視して評価します。 
成績評価の基準
成蹊大学の成績評価基準(学則第38条、39条)に準拠する。/Grades in the course are based on the criteria of Seikei University Regulation No.39. 

本授業では、以下の項目を重視して評価を行います。 (1)講義内容を正確に理解していること、(2)参考文献等を読み、各自でより深い知識を得ていること、(3)自己の見解を具体的・論理的に展開していること。 
必要な予備知識/先修科目/関連科目
必要な予備知識として、高校で学んだ世界史の知識に加え、ヨーロッパ近代史の概説書を読んでおくことを推奨します。なお、毎回の授業の中で参考文献を紹介しますので、適宜参照し、授業内容の理解を深めるように心がけて下さい。本授業は、国際文化学科の「地域文化・歴史」および「国際関係研究」の領域、他学科における広い意味での歴史(社会史・文化史・政治史・経済史等)に関わる科目と関連します。具体的な関連科目としては、アメリカの歴史と文化、アジア・アフリカの歴史と文化、日本の歴史と文化などが挙げられます。 
テキスト
特になし。 
参考書
参考文献は、毎回の授業のなかで紹介します。 
特記事項