シラバス参照

講義名
計量経済学Ⅱ 
教員名

井上 智夫

講義コード
121120600 
単位数
配当年次
1年生 
科目ナンバリング
UEE03-108 
開講年度
2024 
開講時期
後期 

テーマ・概要
本授業では, 統計分析の一つである 回帰分析 について, その理論とこの統計手法を使った実証分析の方法、結果の解釈などを学びます。回帰分析は, この科目の後続科目である 計量経済学III や, Advanced Econometrics I, II でも利用する経済分析にとっては最重要な統計手法です。毎回,以下の授業計画にあげたテーマをひとつずつとりあげ,学期末までには一通りの分析を独自で行える実力がつくことを目指します。
なお、以下の授業の計画・内容は、授業の進捗によって一部変更する場合があります。 
到達目標
DP1(専門分野の知識・技能)を実現するため,次の3点を到達目標にします。
①回帰分析の結果を理解・解釈できる
②統計ソフトRを適切に利用した分析ができる
③独自の分析結果について説明ができる 
授業の計画と準備学修
回数 授業の計画・内容 準備学修(予習・復習等) 準備学修の目安(分)
第1回 ・ガイダンス
・授業の進め方
・計量経済学とは
・R演習:Google Colaboratory上でのRの操作方法について 
【予習】シラバスを読み,あらかじめ講義内容を把握する
【復習】授業内容を復習し,課題に取り組む 
60 
第2回 ・回帰分析の概要
・総和記号の復習
・R演習:基本統計量の計算 
【予習】教科書指定箇所を読み、ビデオ教材を参照してPC課題に取り組む
【復習】授業内容を復習する 
90 
第3回 ・単回帰モデルと推定量の導出
・残差の代数的特徴
・単回帰モデルの適合度
・R演習:単回帰の推計方法と結果の読み方 
【予習】教科書指定箇所を読み、ビデオ教材を参照してPC課題に取り組む
【復習】授業内容を復習する 
90 
第4回 ・変数変換の影響(1):自然対数による変換
・R演習:単回帰の推計方法と結果の読み方 
【予習】教科書指定箇所を読み、ビデオ教材を参照してPC課題に取り組む
【復習】授業内容を復習する 
90 
第5回 ・重回帰モデルの推定
・重回帰モデルの適合度
・R演習:重回帰の推計方法と結果の読み方 
【予習】教科書指定箇所を読み、ビデオ教材を参照してPC課題に取り組む
【復習】授業内容を復習する 
90 
第6回 ・変数変換の影響(2):多項式モデル
・ダミー変数
・R演習:多項式モデルやダミー変数を使ったモデルの推定方法と結果の読み方 
【予習】教科書指定箇所を読み、ビデオ教材を参照してPC課題に取り組む
【復習】授業内容を復習する 
90 
第7回 ・到達度確認クイズ(1)
・クイズの解説 
【予習】到達度確認クイズの準備をする。
【復習】授業内容を復習する 
90 
第8回 ・回帰分析の標準的仮定と最小二乗推定量の分布
・推定量の期待値と分散の導出
・R演習:シミュレーション 
【予習】教科書指定箇所を読み、ビデオ教材を参照してPC課題に取り組む
【復習】授業内容を復習する 
90 
第9回 ・t検定による回帰係数の有意性検定
・R演習:t検定による回帰係数の有意性検定 
【予習】教科書指定箇所を読み、ビデオ教材を参照してPC課題に取り組む
【復習】授業内容を復習する 
90 
第10回 ・F検定による回帰係数の有意性検定
・R演習:F検定による回帰係数の有意性検定 
【予習】教科書指定箇所を読み、ビデオ教材を参照してPC課題に取り組む
【復習】授業内容を復習する 
90 
第11回 ・ダミー変数と構造変化の検定
・R演習:構造変化検定 
【予習】教科書指定箇所を読み、ビデオ教材を参照してPC課題に取り組む
【復習】授業内容を復習する 
90 
第12回 ・到達度確認クイズ(2)
・クイズの解説 
【予習】到達度確認クイズの準備をする。
【復習】授業内容を復習する 
90 
第13回 ・過剰定式化と過少定式化
・省略変数バイアス
・R演習:シミュレーション 
【予習】教科書指定箇所を読み、ビデオ教材を参照してPC課題に取り組む
【復習】授業内容を復習する 
90 
第14回 ・多重共線性
・定式化の誤りの検定
・R演習:VIFとRESET検定
・今学期のまとめ 
【予習】教科書指定箇所を読み、ビデオ教材を参照してPC課題に取り組む
【復習】授業内容を復習する 
90 
授業の方法
・授業は事前学習を前提とした反転授業形式で行う。教科書の指定範囲を事前学習してから授業に参加すること。e-ラーニングを活用した自主学習支援も行う。
・基本的に、毎回の授業の冒頭で事前確認クイズを行い、事前学習の理解度を確認する。
・授業では講義とグループワークや実習を併用し、知識の定着をはかる。
・授業内クイズや到達度確認クイズを通して、知識の定着を確認する。
・Rを使った演習と宿題を予定。学期開始時に指示するので、各自、Rが利用できる環境を準備すること。 
課題等へのフィードバック方法
・PC演習等の課題については翌週の授業で解説を行う。
・到達度確認クイズは採点後に返却し、解説を行う。 
成績評価の方法
学期末試験(50%),到達度確認クイズ(10%を2回),授業内クイズ(20%),期末レポート(10%)による総合評価。講義中の発言や質問,授業後のコメント、宿題への取り組みなど講義への積極的な参加は加点評価する。詳細は初回授業で説明する。 
成績評価の基準
成蹊大学の成績評価基準(学則第39条)に準拠する。/Grades in the course are based on the criteria of Seikei University Regulation No.39.
到達目標の達成度により評価する。 
必要な予備知識/先修科目/関連科目
計量経済学 I の知識を前提とする。 
テキスト
『計量経済学 第2版』山本拓、新世社、3500円、ISBN978-4-88384-343-5 
参考書
特になし 
特記事項
アクティブ・ラーニング,ICT活用