シラバス参照

講義名 広告と市場 
教員名

河塚 悠

講義コード 122521000 
単位数
配当年次 2年生 
科目ナンバリング UBU04-210 
開講年度 2022 
開講時期 前期 



テーマ・概要
 現代社会に生きる私たちは,毎日膨大な量の「広告」に接しています。テレビや新聞,雑誌,駅構内や電車,スマホ画面など,至る所で広告を見かけます。そもそも「広告」とはどのようなものなのでしょうか。なぜ,企業は「広告」をつくっているのでしょうか。また,「広告」はどのようにして作られ,どのようなプロセスを経て,私たちの前に姿を表しているのでしょうか。本講義では,広告活動に関する基本的な知識や理論を解説します。
 また,近年急増している「広告のような」手法(セールス・プロモーション,PR,パブリシティ,クチコミなど)についても取り上げます。TwitterやFacebook,instagramといったソーシャルメディアの進展により,今までの「広告概念」ではとらえきれない現象が起きており、このような「広告のような」手法についても学修することで,より「広告」への理解を深めることができます。 
到達目標
DP1(専門分野の知識・技能)を実現するために,以下を到達目標とします。
(1)広告に関する基本的な知識や理論が身についている。
(2)マーケティング・コミュニケーションに関する基本的な知識や理論が身にいている。
(3)近年のマーケティング・コミュニケーション活動,広告活動のあり方を理解している。
(4)企業のコミュニケーション戦略について,自分なりに考察できる。 
授業の計画と準備学修
回数 授業の計画・内容 準備学修(予習・復習等) 準備学修の目安(分)
第1回 ▼イントロダクション
・講義の進め方について説明する。
・成績評価について説明する。 
▼予習
シラバスで講義のテーマと内容を把握しておく。 
60 
第2回 ▼広告とは何だろう
・広告の定義について解説する。
・広告の類型について学修する。
・広告の社会的機能について学修する 。 
▼予習
・事前に配布する資料に目を通す。
▼復習
・講義中にとったメモに目を通す。
・講義で学んだ理論や重要単語について説明できるようにする。 
60 
第3回 ▼マーケティングにおける広告の位置づけ
・マーケティングにおける広告の位置づけについて解説する。
・ブランド戦略における広告の役割を説明する。 
▼予習
・事前に配布する資料に目を通す。
▼復習
・講義中にとったメモに目を通す。
・講義で学んだ理論や重要単語について説明できるようにする。 
60 
第4回 ▼広告と市場
・マーケティングにおける「市場」のとらえ方を説明する。
・市場における広告の役割を説明する。 
▼予習
・事前に配布する資料に目を通す。
▼復習
・講義中にとったメモに目を通す。
・講義で学んだ理論や重要単語について説明できるようにする。 
60 
第5回 ▼広告活動のマネジメント①(広告計画の策定)
・広告マネジメント・プロセスについて解説する。
・広告計画をどのように策定するのかを解説する。 
▼予習
・事前に配布する資料に目を通す。
▼復習
・講義中にとったメモに目を通す。
・講義で学んだ理論や重要単語について説明できるようにする。 
60 
第6回 ▼広告活動のマネジメント②(広告予算の設定)
・日本の広告市場の特徴について説明する。
・さまざまな広告予算の算出方法を紹介する。 
▼予習
・事前に配布する資料に目を通す。
▼復習
・講義中にとったメモに目を通す。
・講義で学んだ理論や重要単語について説明できるようにする。 
60 
第7回 ▼広告活動のマネジメント③(広告表現の企画と制作)
・広告表現の企画・制作プロセスについて説明する。
・広告表現の制作にかかわるスタッフを紹介する。 
▼予習
・事前に配布する資料に目を通す。
▼復習
・講義中にとったメモに目を通す。
・講義で学んだ理論や重要単語について説明できるようにする。 
60 
第8回 ▼広告活動のマネジメント④(広告メディアの選定)
・広告メディアにはどのようなものがあるか紹介する。
・トリプルメディアについて解説する。
・クロスメディアの考え方を説明する。 
▼予習
・事前に配布する資料に目を通す。
▼復習
・講義中にとったメモに目を通す。
・講義で学んだ理論や重要単語について説明できるようにする。 
60 
第9回 ▼広告活動のマネジメント⑤(広告効果の測定・評価)
・広告効果を測定する意義を説明する。
・広告効果モデルを解説し,測定例を紹介する。 
▼予習
・事前に配布する資料に目を通す。
▼復習
・講義中にとったメモに目を通す。
・講義で学んだ理論や重要単語について説明できるようにする。 
60 
第10回 ▼さまざまなマーケティング・コミュニケーション①
・マーケティング・コミュニケーションの定義と諸活動について学修する。
・統合型マーケティング・コミュニケーション(IMC)の考え方について解説する。 
▼予習
・事前に配布する資料に目を通す。
▼復習
・講義中にとったメモに目を通す。
・講義で学んだ理論や重要単語について説明できるようにする。 
60 
第11回 ▼さまざまなマーケティング・コミュニケーション②
・セールス・プロモーションについて解説する。 
▼予習
・事前に配布する資料に目を通す。
▼復習
・講義中にとったメモに目を通す。
・講義で学んだ理論や重要単語について説明できるようにする。 
60 
第12回 ▼さまざまなマーケティング・コミュニケーション③
・PRとパブリシティについて学修する。
・クチコミについて解説する。 
▼予習
・事前に配布する資料に目を通す。
▼復習
・講義中にとったメモに目を通す。
・講義で学んだ理論や重要単語について説明できるようにする。 
60 
第13回 ▼さまざまなマーケティング・コミュニケーション④
・インストア・マーチャンダイジングについて学修する。 
▼予習
・事前に配布する資料に目を通す。
▼復習
・講義中にとったメモに目を通す。
・講義で学んだ理論や重要単語について説明できるようにする。 
60 
第14回 ▼まとめ
・第13回までの振り返り
・総括 
▼予習
・全体を振り返り,理解が不十分である部分を把握する。
▼復習
・講義中にとったメモに目を通す。 
60 
授業の方法
講義形式で進めていきます。講義ではパワーポイントで作成した講義資料を用います。履修者には同様の講義資料を配布しますが,空欄をもうけていますので,自分で埋めながら講義を聞いてください。授業内では履修者に発言を求めることがあります。講義毎にミニレポートを実施します。 
課題等へのフィードバック方法
成績評価の方法
授業内で実施するミニレポート(30%),期末テスト(70%)等から総合的に評価します。 
成績評価の基準
成蹊大学の成績評価基準(学則第39条)に準拠します。/Grades in the course are based on the criteria of Seikei University Regulation No.39.
(1)広告に関する基本的な知識や理論が身についている。
(2)マーケティング・コミュニケーションに関する基本的な知識や理論が身にいている。
(3)近年のマーケティング・コミュニケーション活動,広告活動のあり方を理解している。
(4)企業のコミュニケーション戦略について,自分なりに考察できる。 
必要な予備知識/先修科目/関連科目
関連科目:「マーケティング」「ブランド戦略」「消費者行動」など経営関連科目全般。 
テキスト
特に指定しません。重要な文献については適宜授業内で紹介します。 
参考書
・『わかりやすい広告論(第2版)』,石崎徹(編著),八千代出版,2012年(4,970円)。
・『わかりやすいマーケティング・コミュニケーションと広告』,石崎徹(編著),八千代出版,2019年(4,970円)。
・『現代広告論(第3版)』,岸志津江 ・田中洋・嶋村和恵(著),有斐閣アルマ,2020年(2,640円)。
・『新版 この1冊ですべてがわかる広告の基本』,波田浩之, 2019年(1,650円)。
・『広告心理』,仁科貞文・田中洋・丸岡吉人(著),電通,2007年(548円)。 
特記事項
特にありません。 


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