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科目名 日本語学講義D 
教員名

小木曽 智信

講義コード 125232150 
単位数
配当年次 2年生 
開講年度 2021 
開講時期 後期 



テーマ・概要
昨今、コーパスを利用した言語の研究が注目を集めている。コーパスとはコンピュータに蓄えられた大規模な言語資料のことで、これにより従来では行うことのできなかった研究が可能になった。日本語学においてもコーパスを活用した研究が進み、研究の基本資料として欠かせないものになりつつある。
この授業では、『現代日本語書き言葉均衡コーパス』を中心に、コーパスの概要、コーパス構築に用いられている技術、コーパスの利用方法などについて講義する。後半では、実際にコーパスを使って各自の課題について調査する実習を行う。 
到達目標
日本語コーパスを自分自身の今後の研究に活かせるようになることを目指す。日本語学を研究していく上で必要となるコンピューターの知識・技術として、コーパス検索,表計算ソフトによる集計,テキストデータの処理,文書の構造化等を習得する。 
授業の計画と準備学習
回数 授業の計画・内容 準備学習(予習・復習等) 準備学習の目安(分)
第1回 イントロダクション  紹介するWeb上の資料を読んで復習する。  60分 
第2回 日本語コーパスの紹介(1)
コーパスの概要 
配布する資料を読んで復習する。  60分 
第3回 日本語コーパスの紹介(2)
コーパスの設計とサンプリング 
配布する資料を読んで復習する。  60分 
第4回 コーパスの形態論情報と形態素解析
「Web茶まめ」の利用 
形態素解析に仕組みについて復習し,自分で解析が行えるようにする。  60分 
第5回 Web版コーパス検索ツールの利用(1)
「中納言」の紹介 
「中納言」の基本操作を復習する。  90分 
第6回 Web版コーパス検索ツールの利用(2)
「中納言」の利用 
「中納言」の操作方法に習熟する。  90分 
第7回 検索結果の集計と分析(1)
表計算ソフト 
検索結果を集計する方法について復習する。  90分 
第8回 検索結果の集計と分析(2)
ピボットテーブル 
ピボットテーブルの操作に習熟する。  90分 
第9回 検索結果の集計と分析(3)
データの加工と集計 
文字列関数などを用いたデータの処理方法を復習する。  90分 
第10回 レポートに向けた調査と質問(1)   レポートで取り上げるテーマを検討し、コーパスで調査する。  120分 
第11回 レポートに向けた調査と質問(2)  レポートで取り上げるテーマを検討し、コーパスで調査する。   120分 
第12回 テーマ発表(1)   レポートで取り上げるテーマについてスライドにまとめ発表を行う。  120分 
第13回 テーマ発表(2)  レポートで取り上げるテーマについてスライドにまとめ発表を行う。  120分 
第14回 文書構造を意識したレポート執筆
Wordのスタイル機能,相互参照等 
レポートで取り上げるテーマについて調査し、レポート執筆に着手する。   120分 
授業の方法
コンピュータに教材を提示しながら講義するとともに、各自がパソコンを操作する実習を行う。
なお、Zoomを用いたリアルタイムのオンライン講義として実施する場合があるが、内容に変更はない。
授業時間中にパソコンが利用できることが必須である。 
成績評価の方法
授業参加状況(40%)・小レポート等(10%)・期末レポート(50%)を総合して評価する。 
成績評価の基準
成蹊大学の成績評価基準(学則第39条)に準拠する。/Grades in the course are based on the criteria of Seikei University Regulation No.39. 
必要な予備知識/先修科目/関連科目
特になし。 
テキスト
特定の教科書は使用しない(購入の必要なし)。
Webページの形で提示するほか、必要に応じてプリントを配布する。 
参考書
授業時に紹介する(購入の必要なし)。

前川喜久雄 編 『コーパス入門 (講座 日本語コーパス1)』 朝倉書店 978-4-254-51601-2 \3780
前川喜久雄 監修/ 山崎誠 編 『書き言葉コーパス (講座 日本語コーパス2)』朝倉書店 978-4-254-51602-9 \3300
田中牧郎 編 『コーパスで学ぶ日本語学 日本語の歴史』 朝倉書店 978-4-254-51654-8 \2970
近藤泰弘・田中牧郎・小木曽智信編『コーパスと日本語史研究』 ひつじ書房 978-4-89476-751-5 \680
特記事項
ICT活用 


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